おすすめ京都古寺 【嵯峨野・嵐山】
平安時代から現在まで、景勝地として人気がある嵯峨野・嵐山。
ここでは、嵯峨野・嵐山エリアでおすすめの京都古寺をピックアップしてご紹介いたします。
ちなみに本ページでの「嵯峨野・嵐山」は下記の地域といたします。
目次を参考に、気になる古寺をご覧ください
目次
嵯峨野・嵐山で絶大な人気を誇る天龍寺。
康永3年(1344年)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建立したお寺です。
天龍寺の魅力はやはり「曹源池(そうげんち)庭園」。庭園の教科書とも言えるもので、「史跡・特別名勝」の第1号になっています。
嵐電「嵐山」駅からすぐなので、行きでも帰りでも、少しでも時間があれば行けるおすすめの京都古寺です。
天龍寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
紅葉の名所で知られる常寂光寺。
日蓮宗大本山「本圀寺(ほんこくじ)」の住職・日禛(にっしん)上人が現在地で草庵を結んだのが始まりです。
秋になると約200本の楓が紅葉し、境内が赤く染まります。
小倉山の中腹にあるため石段を登っていかないといけませんが、最上段にある展望台からは嵯峨野を一望できますよ!
常寂光寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
「百人一首」にゆかりがある二尊院。
最澄の弟子・円仁(えんにん)が承和年間(834~848年)に創建したお寺と伝わっています。
「二尊院」の寺名の由来ともなった二体の御本尊、「釈迦如来」と「阿弥陀如来」をご覧いただけます。
拝観受付を済ませて見えるすらっと延びた参道は本当にお見事で、紅葉の季節はおすすめです。
二尊院の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
平家物語ゆかりの寺として知られる祇王寺。
法然の弟子である良鎮(りょうちん)上人が創建した「往生院」が始まりで、明治初年に廃寺した後、復活しました。
祇王寺は「苔の寺」と言われているほど、苔が魅力的です。特に新緑の季節は苔も木々も青々として癒されます。
こぢんまりとしたお寺で、そんなに見るものが多くはありませんが、モコモコとした苔に癒されたい方におすすめの京都古寺です。
祇王寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
「嵯峨釈迦堂」の名でも知られる清凉寺。
嵯峨天皇の子・源融(みなもとのとおる)の山荘があった場所に建てられた棲霞寺(せいかじ)が始まりで、嵯峨野エリアで歴史があるお寺です。
「嵯峨釈迦堂」の由来ともなった御本尊「釈迦如来像」や、国宝「阿弥陀三尊像」をご覧いただけます(ただし、いずれも特別拝観時のみ)。
駅前のように拝観客でごった返すということがないので、静かに拝観したい方にはおすすめの京都古寺です。
清凉寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
「いけばな発祥の花の寺」とも言われる大覚寺。
平安時代初期の天皇・嵯峨天皇の離宮「嵯峨院」が始まりで、貞観18年(876年)に「大覚寺」となりました。
大覚寺といえば「大沢池(おおさわのいけ)」。現存する日本最古の庭池といわれ、四季折々の風景を楽しむことができます。
元々御所だったということもあり、雅な雰囲気な中でのんびり過ごしたい方にはおすすめの京都古寺です。
大覚寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
平安時代から葬送の地とされた場所に建つ化野念仏寺。
弘仁2年(811年)、弘法大師・空海が創建した「五智山如来寺」が始まりと伝わっています。
化野念仏寺といえば「西院(さい)の河原」。ずらっと並ぶ石仏や石塔を前に、思わず息を呑むでしょう。
境内には竹林があり、紅葉の名所にもなっています。嵯峨野・嵐山っぽさを感じることから海外の観光客も多くいらっしゃいます。
化野念仏寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
「嵯峨野めぐりの始発点」と言われる愛宕念仏寺。
天平神護2年(766年)、称徳天皇によって建立された「愛宕寺(おたぎでら)」が始まりです。
愛宕念仏寺といえば「千二百羅漢像」。愛宕念仏寺の参拝者によって彫られ、1200体にするのに10年もかかったという力作です。
嵯峨野・嵐山中心部から離れているということもあり、穴場的なスポットになっています(ただ、最近は海外の拝観者で賑わっています)。
愛宕念仏寺の歴史や見どころ、アクセスについては下記にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
以上、嵯峨野・嵐山でおすすめの京都古寺でした
紹介したお寺に印をつけているので、下記の地図もご参考になさってください