東本願寺の見どころといったら、やはり東本願寺の顔とも言える「御影堂門(ごえいどうもん)」。

凛々しいお顔つきで、初めて見た時のインパクトの強さと言ったら半端ありません！

手前の「蓮華の噴水」越しからみる御影堂門もいいお顔をされています(?)笑

「インパクトのある門」と言ったら私自身、知恩院の三門がすぐに思い浮かびますが、知恩院の三門に全く引けを取りません。

と言いますか、高さでいったら東本願寺の御影堂門の方が高いです(御影堂門27m・知恩院三門24m)。

さすがに高さのある門なので、下支えする柱も立派です。

また、屋根を支える組み物の量を見ても、相当な重量があるのがわかります。

ちなみに、東本願寺の御影堂門には敷居がありません。

これは多くの人に浄土の教えに触れてほしいという願いから、東本願寺は分け隔てなく誰でもウェルカムだという意味だそうです。

門単体で見るのも良いですが、京都タワーとのコラボもいい感じですよ！

続いて、東本願寺で注目したいのが横並びになっている二堂、「阿弥陀堂」と「御影堂(ごえいどう)」。

まずは向かって左(南側)にある阿弥陀堂から。

阿弥陀堂はその名の通り、阿弥陀如来様をお祀りしているお堂です。

浄土真宗では阿弥陀如来様が御本尊になりますので、こちらの阿弥陀堂が本堂になっています。

西本願寺と同様、法要時以外であれば堂内の写真撮影がOKです！

阿弥陀堂の大きさは横52m、奥行き47m、そして内部は418枚の畳が敷かれているそうで、西本願寺の阿弥陀堂に比べると若干大きくなっています。

続いて向かって右(北側)にあるのが「御影堂」。

御影堂は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の像(御真影：ごしんねい)が安置されているお堂です。

こちらの御影堂へも自由に入ることができ、内部の写真撮影がOKです(法要時以外)。

横76m、奥行き58m、内陣・外陣あわせて927枚もの畳が敷かれています。

御影堂は横に長いお堂で、写真でもわかると思いますが、堂内はかなり広々としています。

阿弥陀堂も御影堂も、何かの法要時でもなければそんなに人でごった返すということがありません。

また、信者さん達がお祈りをする場でもありますので、シ〜ンと静まり返っています。

特に大きい御影堂で静かに座っていると、何か自分がお堂の一つとして取り込まれたような、不思議な感覚を覚えます…

一緒にこちらも！
「渉成園」

東本願寺から東へ徒歩５分ほどのところに「渉成園(しょうせいえん)」というところがあります。

こちらは東本願寺の飛地境内にある庭園です。

渉成園は江戸幕府三代将軍・徳川家光から寄進された土地で、「詩仙堂」でお馴染みの石川丈山らにより作庭されました。

園内は「印月池(いんげつち)」という池を中心にした池泉回遊式庭園になっています。

池の周りを回りながら、のんびりゆったりできますよ！

ちなみに、庭園内からは京都タワーも見えます。

また、自然溢れるところなので、四季折々の花々や木々も見られます。